表現の自由、自由権、社会権、生存権、進歩主義、多文化主義、機会平等、男女平等、公平公正な分配、弱者とマイノリティへの慈悲と救済および支援。能力主義は公正な倫理観が前提となりそれに加えて生存権を重視しての結果の平等の必要性を社会は理解すべきではないか?

理想と現実

幸福な社会は可能か

人は究極的には何を目的に生きているのだろう。 ときに認識において一瞬でものごとが氷解するようなことがあるが、そのときにはそれまで畜積してきた情報が時間をかけて脳内であるネットワークとして熟成していった結果として、ある瞬間に最後のパーツがうま…

社会的ネットワークについて

人の脳はニューロンネットワークによってできている。その関係性の構造により人は複雑なことを認識しているのだろうけれど、それゆえに物事もめぐりめぐる縁起の関係かのような構造体として捉えるのが自然な状態だ。その関係性をネットワークとして理解する…

ディストピアを避けるためにはどうすればいいだろうか?

リンク先をみてもらえばわかると思うけれど僕は未来ユートピアとディストピアの邂逅およびユートピアはユートピアたるかという課題でSFマンガを描いている。 だからではないが、我々はすでにある種のディストピアの世界に我々は暮らしているのということへの…

理想的な社会にするために僕たちは何をすればいいだろう -2-

(この文章は日本にある不条理をなくすにはどうすればいいかを考えた結果のもので、もしかするとある種のイデオロギー的な誤解を招きかねないものだけれど、実際はイデオロギーとはたいして関係なく特に色も何もついておらず、せいぜい唯物論(左翼)と唯識…

世界の均衡ある発展が中長期的には我々の生活を幸せにする

ここに書くのは、僕のような一般の中道左派にとっては誤解されかねない内容ということになるが、にもかかわらず何故に書くのかというと、この内容が日本の中道左派と日本社会の未来にとっては本来的には非常に重要な観点になり得るからだ。 --- リカード…

2050年からの世界への希望

僕の考え方がリベラルすぎるという批判もあるが、この場合のリベラルとはは中道左派の社会自由主義的なものであり、要するに革新を前提とし社会的市場経済において再分配を十分にすることで市場経済での格差を是正する民主的な社会という意味でのリベラルな…

(近未来における)リベラルな社民主義を望んで

社民主義を支持している。同時に社会自由主義としてのリベラルも重視したい。 一般に社会主義から派生したとみなされる社民主義だが、マルクス経済学にフランクフルト学派の政治学が融合したものであると考えているが、そこに社会進歩と平等の理想が民主主義…

(現実的目標になり得る)福祉国家を目指すべきことに関して

2009年にリーマンショックが発生したが、それはそれまでの新自由主義(中道右派)の勢いが強かった格差社会の時代の終焉の予兆であった。 一般人や弱者の視点が反映されてなかった政治に逆に中道左派の穏健な平等主義の観点の再導入が必要と感じていたが、丁…

理想的な社会にするために僕たちは何をすればいいだろう

目次 1. 我々は何を前提に真実を捉えているのだろう? 2.啓蒙の是非と民主主義のための開かれた社会における透明な議論の重要性 3. 民主的コミュニケーションにおいて理想と現実をつなげる 1. 我々は何を前提に真実を捉えているのだろう? フッサールの現象…